上溝夏祭りって？

 
今日は各部署をまとめる運営チームの紹介の予定でした　

 が、ちょうど会議の真っ最中ようなので、予定を変更して展覧会で取り上げることになった相模原市の六大観光行事の一つ「上溝夏祭り」について紹介したいと思います！


上溝夏祭り ご存知でしょうか？
　神奈川県相模原市中央区上溝に江戸末期から伝わる伝統と歴史を誇るお祭りです。
　京都にある八坂神社の祀神である牛頭天王(ごづてんのう)を、八坂大神(やさかおおみかみ)として勧請(かんじょう/神仏の分身・分霊を他の地に移して祀ること)・祀神とする「天王祭り」として伝わってきました。

 
牛頭天王はあまり聞き慣れない名かもしれませんが、”スサノヲノミコト”と言えばピンとくる人が多いのではないでしょうか。日本書紀や古事記ではおなじみの名前ですね。実は牛頭天王＝スサノヲノミコトなのです。

　牛頭天王は厄病などの災厄を免れるために祀る行疫神(ぎょうえきじん)です。天王祭りは、お神輿の渡御(神社祭礼でご神霊が神輿などで巡幸すること)によって厄病退散、五穀豊穣、家内安全を祈願する祭りとして発展してきました。これが由来です。


　上溝夏祭りは毎年7月下旬の土・日に開催されます。日曜日の午後5時ころからは、郷土に古くから伝わる20基以上のお神輿と8台の山車が各町内から商店街通り本町交差点の本部前に大集合して、お神輿の渡御と山車の運行が始まります。夜にはそれぞれのお神輿に提灯が灯り、祭りの華やかさが演出されます。

　2010年度の上溝夏祭りの来場者数は、2日間でなんと過去最高の38万人だったそうです！
　今年は7月23日(宵宮)・24日(本宮)の2日間行なわれます。興味を持たれた方は、ぜひ参加してみてくださいね。